お盆期間に見つけたツリガネニンジンの花 ※天売ツアーズ
2025.08.25
冬の焼尻 オオウバユリ

スノーシューをはいて冬の焼尻島を散歩すると
面白いものに出会えます。
この枯れた花はオオウバユリの残骸。
いたるところで見ることができ、特に日が射すとなかなかいい景色です。

春、雪解けの公園内を歩くといたるところで大きなツヤのある葉を見ることができる。
これがオオウバユリの葉、大きさは50cm~60㎝ほどに広がる。

夏になると茎が1m~1.5mにのび、大きな花を咲かせます。
花が咲くころには下の葉が枯れて落ちる。
これを年老いて歯が抜け落ちた老婆に見立てて
”姥”ゆりとした。大型で花の数が多いのでオオウバユリ。
アイヌの人たちはこの「ゆり根」を食料としていたという説もあるが、
島の人たちが食べていたという記録はない。

磯野 直
- 民泊じいじの家オーナー
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かつて旅館「磯野屋」を営んでいた磯野直さんは、現在「民泊じいじの家」を開いて島の暮らしを伝えています。
WEBマガジンでは、ありのままの焼尻島の自然や日常を、飾らない言葉で発信中。
島を愛する「じいじ」のまなざしを、どうぞお楽しみください。